2005年 12月 30日
日野原重明氏と小澤征爾氏
60年前、原爆投下された広島で、今夏一日限りのコンサートが開かれた。13歳から87歳の男女が、コーラスに応募し練習を重ねた。当時広島で被爆した男性も、糖尿病とがんと戦いながらコーラスに参加し、歌い終えて、「生きてきてよかった。」と感想を。
戦争体験者が高齢化し、どんどん亡くなられていっている。「戦争を風化させないためにも、私達がその礎石になっていかねば。」と日野原氏はこれを企画された。小澤氏も、幼少時原爆の悲惨な話を聞き、語り継いでいかねばとご一緒に。
私を含め、教科書でしか「戦争」を知らない世代の人々の為にも、その悲惨さを語り継いでいかねばならないと強く思った。
by rapole
| 2005-12-30 11:30
| 芸術・文学