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茜色の空

「手紙」

最近はとんと手紙を書かなくなった。以前は、素敵な便箋と封筒・絵はがきを探して、見つけると嬉しくなり、友達などに書いていたものだけれど・・・・・・・・。

メールや携帯電話という便利なものが普及したので、私の周りでも「最近、手紙を書かないわ。」と言う人が多い。

でも、昔もらった手紙などを見つけた時、読み返してみると、その人の心の一端が垣間見えたり、暖かい気持ちが伝わってくることがある。

今日、テレビで、「手紙   ---親愛なる子供達へ---」という歌を聴いた。前にも聴いて、心に染み入る内容に、じ~~んとしたのだが、今日は、テレビで歌っている歌手、樋口了一さんの歌を追いかけて、歌詞を書き取ってみた。
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        「手紙」    ・・・・・・・・・・親愛なる子供達へ・・・・・・・・・・

年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても 靴紐を結びそびれても あなたに色々なことを教えたように 見守って欲しい
あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても その結末をどうかさえぎらずに うなずいて欲しい
あなたにせがまれて 繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないんだ   消え去ってゆくように見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい
楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり お風呂に入るのを嫌がる時には 思い出して欲しい
あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて 嫌がるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ  旅立ちの前の準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい
いずれ歯も弱り 飲み込むことさえ 出来なくなるかもしれない
足も衰えて 立ち上がる事さえ出来なくなったなら あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい 私の姿を見て悲しんだり 無力だと思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど 私を理解して支えてくれる心だけを 持っていて欲しい
きっとそれだけで それだけで 私には勇気が湧いてくるのです
あなたの人生の始まりに 私がしっかりと付き添ったように 
私の人生の終わりに少しだけ 付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと あなたに対する変わらぬ愛を持って 笑顔で答えたい
私の子供達へ 愛する子供達へ  


かなりシビアな内容だが、人の心の琴線に触れるいい歌。聴き手の年代によっても、受け取り方は違ってくる。  今、静かに流行しているとのこと。 色々な人が共感し、人の輪廻に思いを馳せていることだろう。

私は、数年前に亡くなった父母のことを思い出して、涙がほろり・・・・・。 かあさんが、「人は順送りだよ。」と言っていたっけ。 もう少ししたら、自分が今度はこの、愛する子供達へと言っている女性の立場になるのだわ・・・・・・・・・・そう考えたら・・・身が引き締まる思い。
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by rapole | 2009-10-24 22:06 | 芸術・文学