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茜色の空

「北斎展」へ

東京、上野の森美術館で開催されている「北斎展」(「ボストン美術館・浮世絵名品展」)に行ってきた。11月9日まで開催。

葛飾北斎
葛飾北斎(1760-1849)は江戸後期に浮世絵師として画界に登場してから90歳で没するまでの約70年間、常にあらたな画様式に挑んだ不撓不屈の画人です。世界中で広く愛されている浮世絵版画の中でも、北斎の作品は特に人気があり、日本のみならず欧米にも熱心なコレクターや研究者が多く、世界各国の美術館に作品が収蔵されています。北斎は、米国のライフ誌が選んだ「この千年で最も重要な出来事・人物」に、唯一名前の挙がった日本人でもあります。

岡倉天心とともに日本美術の保護や振興に努めたことで知られるアーネスト・フェノロサは、日本から米国に帰国してボストン美術館のキュレーターとなった後、1892-93年に第1回特別企画展「HOKUSAI AND HIS SCHOOL」(北斎と一門展)を開催。世界で初めて本格的に北斎を紹介した展覧会でした。それから120年の時を経て、ついに故国日本にボストンの北斎が里帰りしました。
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既に入場者が10万人を突破したとのこと。入口で、すごくたくさんの人が列を作っていて、1時間待ち・・・・・びっくりしたが、せっかく来たのだからと1時間程並んで、やっと入場。中に入っても混雑していて、説明を読みながらゆっくり見ていくと通常の1.5倍~2倍の時間がかかるが仕方がない。休み休み見ていき、その内容の豊富さに感嘆した。

明治の初め、日本は西欧に追いつけ追い越せと、日本の良き文化を忘れ、新しいものを取り入れることにばかり集中した。その結果、日本の伝統的な素晴らしい芸術作品をおろそかにし、その保護をしなかった。その為、浮世絵等が海外に流出してしまったのだ。

展示品を見ながら、こんなにもたくさんの素晴らしい日本の絵が皆、ボストン美術館で保管されているなんて・・・・・・と悔しさを通り越して悲しくなってしまった。

今、世界で日本の文化が注目を集めている。「和食」に引き続き、先日「和紙」も世界無形文化遺産に登録された。まだまだ日本全国に色々な日本独自の文化が眠っている。私達が当たり前と思っているものにも、海外の旅行者などが関心を示し、見たり体験したりしている。世界に誇れるこのような日本の文化を、もっと私達日本人が大切に守っていかなくては!!!
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by rapole | 2014-10-22 21:48 | 芸術・文学 | Comments(0)